こんにちは!
Hangerpark の naveです。
■ Hangerpark が企画する [ vintage reproduct ] とは…
これまでの経験と独自の視点から、ヴィンテージアイテムを再構築した商品を開発するプロジェクト。
ブランド的なデザインされたものや、完全再現されたものを目指すのではなく、リアルな日常着として使えるものを目指す。
また、洋服を楽しみ愛着を持ってもらう手段として、受注生産というカタチを模索中。
この辺りの仕組みも、今後ブラッシュアップしていきます!
今回より、こちらの [ vintage reproduct ] についての連載を開始します!
不定期連載になるとは思いますが、2022AWシーズンからのプロジェクトの稼働に向けて、少しずつ数回に分けてご紹介していきます!
今回は初回なので、なぜ我々が [ vintage reproduct ] を手掛けるのか?を中心に、このプロジェクトをディレクションしていく nakamee に、きっかけとなった出来事や想いを対談形式で聞いてみました!
1 [ vintage reproduct ] について
:今回の記事で記載
2 きっかけとなった服との出会い
3 まとめ
〈 Hangerpark 〉は、長い洋服の歴史の中にある本質的な価値を、現代へ再提案して届けたいという想いがあります。
それを象徴するプロジェクトとも言える [ vintage reproduct ] を通して、nakamee の心のうちを丸裸にしていきます!
それでは対談スタートです!
1 [ vintage reproduct ] について
nave(以下ナベ)
:改めて向き合うと照れくさいものがあるね。
nakamee(以下ナカミー)
:そうですねww
ナベ
:では早速お話を聞いていきたいと思います。
なぜヴィンテージの販売だけでは無くて、[ vintage reproduct (以下リプロ) ] を行おうと思ったのでしょうか?
ナカミー
:そもそもは…「様々な方に、もう一度服を着た時の高揚感を思い出してもらいたい」という想いに尽きます。
昔から洋服が好きで、追い求めていくと本当に古い時代の洋服のデザインにたどり着くことが多かったんです。
ただ、ヴィンテージで探していくと、どうしても状態やサイズ感といった部分で、リアルクローズとして着づらいモノも少なくない。
ナベ
:なるほど。
確かに古いモノの中から特別な一着を探し出した時の喜びは格別だけど、時代が進み時間が経過していく中で、状態の良いものは益々探しづらくなっているよね?
古いオリジナルのものは枯渇していっているし。
ナカミー
:そうです。
だからといって、安易に昔のものをそのまま沢山作れば良いという発想では無いんです。
洋服のデザインには、本来その時代を背景にした根拠があって、それが格好良かったりするんですけど、逆にこだわりすぎると、見え方が重たいものになってしまうこともあり悩みどころでした。
ナベ
:確かに昔のものを忠実に再現して作り込まれた商品も、今では数多く市場に出ていますね。
ナカミー
:自分自身が、そういった忠実にリプロされたものを求めているかというと、そうでは無くって。
かといって、ハイブランドがやる様な完全に新しく再構築されたものを求めている訳でも無い。
ナベ
:ワガママですねww
ナカミー
:その通りだと思いますww
ただ、こだわりと思って欲しい部分です!
結局、自分は何が欲しいんだろうと考えてみると、昔のルーツを感じながらも今の時代の気分や環境に合わせたモノ。
それには絶対に引き算が必要で、でも引きすぎるとルーツや世界観を壊してしまう。
その絶妙なバランスや味付けがちょうど良いと思えるものが、自分にとっては世の中に少なかった。
ナベ
:話を聞いていくと、要は " 自分が着たい服 " を作りたかったんですねww?
ナカミー
:結論としてはそうですww
先ほどの「様々な方に、もう一度服を着た時の高揚感を思い出してもらいたい」というのは、リプロの話が本格的になってきた時に、自分自身の気持ちやこれまでの経験を整理していく中で確認した、本質的な想いですね。
ナベ
:「服を着た時の高揚感」っていう言葉は素敵ですね。
確かに、僕も若い頃に新しい洋服を買った時の喜びと比べると少しドライになっている気がしますし、そんな大人の方も多いのかなと思います。
ナカミー
:そんな方にこそ、ぜひこのプロジェクトを楽しんで欲しいです!
高揚感をもって選んだ洋服には愛着も出ますし、共に歳を重ねていく様な洋服の着方が出来るものをご提供できたら嬉しいですね。
ー次回に続くー
2022 .2.4 fri nave
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